atelierBluebottle_yomenofou’s diary

アトリエブルーボトルといういわゆるULなバッグの製作をしているユニット?夫婦?の嫁の方。

イノキとわたしたち

こんばんは

間が空いてしまいました

 

気が付けば

ハングアウト大盛況で終了していました。

わたしは子守という諸事情のため参加できませんでしたが、とっても楽しかったみたい?  お越し頂いた方々、たいへん足元が悪い中、ありがとうございます。

やっと愛知にきたと思ったら名古屋から遠いって御意見多数。来年こそは名古屋に行きますね! 

 

行く前には ため息ばかりのKさんでしたが 来年も参加するといっているってことは楽しかったんだな…  ウッドさんポーズまでしちゃって…  

見た目がかなり怖そうとか神経質そうとか、喋るとすごい気さくな方なんですね!って言われて。ばれたか。

Kさんのふざけたキャラはある意味封印してきたのですが、、

 

 

自営業なんつのはバカになれなきゃ駄目なんだよ(ある意味かなり無理するということ)

と人生観を話しているといきなり

  バカになれ!

とKさん

 でこれ田中角栄が言ったっけ?

って  それはイノキでしょー

ってほんとにおばか。

  バカになれ!  って若干イノキの真似入ってたのにね。

改めてググって確認。

やっぱイノキだわ

 

『人間には、

必ず人生の転機を直感し、

的確に判断できるかどうかを

試される時が何度かある。』

by  イノキ

 

ハァ なるほど。

 


『夢を持て!

でかければでかいほどいい。

とにかく、夢を持て。

大ぶろしきをひろげて

おさまりがつかなくなってみろ、

やらざるを得なくなるではないか。』

 

 

…これはどうだろうか。

まあ、興味あったら見てみてください。ちからになるはずです。

 

話はずれましたが。

イベントでみなさんに会えることはほんとうに楽しいってことが言いたい。

 

次回イベント予告

わたしたちアトリエブルーボトル主催イベント

Form Follows Field. vol.03

12/15.16.17  京都  POWDER PLANT

*あの重鎮 山食音の近くですよ〜  合わせてお楽しみくだされば幸いです。

 

東京吉祥寺から始まって熊本へ そして京都へ

いつもの大好きな方々とやるイベントで今から楽しみです。

はりきってオリジナルグッズを作る予定です  間に合うかな。

 

 

 

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 写真はハングアウトで撮った写真

これ一枚だけカメラにありました。

リビングにミシン

おそらくランドネのブランドラブ伝の影響かと思うのですが、

 

2017年3月くらいからオーダーは増え続け4月のオフザグリッドやHPの受注ではすでに4ヶ月お待たせしていまやっとそのご注文を進めているところなんですよね。

ほんとうにお待たせしております。

 

3月からはそれなりに人員も増やし7月からはミシンも倍の台数になり、生産力は確実に上回っているのですが、それをはるかに超えてオーダーを頂きます 有難いことに。。

アトリエブルーボトルってやつは

受注をストップしたりするし

HPのサコッシュもかなりセーブしてるように見えて

インスタもなかなか上げないし  

池尻大橋は開かないし

やってんだかやってないんだか分からないなーって

なんだか働いてないみたいに見えてませんか わたしたち。

いや  やってるんです  わたしたち。毎日休みなく。

ほんとうにそんな状況の板挟み。

 

その時間のなかでも

新色や新商品を考えてるときはとても嬉しい。

来春発売  ご期待ください。

 

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↑ついにリビングまで侵食してきたミシンたち。作業場で寝る日も近い。

 

夫婦 、生活 子育て 仕事

ほんとうによく聞かれるんです。

「そんなにずっと居て嫌じゃないですか?」

(ぜったいやでしょ!僕は無理です)

よく言うんですよね  男性は。

なんとなく嫁のほうに失礼に聞こえるんですけどね  

 

これはわたしたちの答えですからきっとみなさんに当てはまらないでしょうが。

 

 

なんでこうなったか?

家事、生活、子育て、仕事。

わりとわたしは仕事が好きな人間でつい物事の優先に考えてしまうのですが、

Kさんは生活、子育て、家事をきちんとこなすタイプなので助かります。

Kさんのが多い?

 

 

むかし、ダブルサラリーマンで子育てしてたころ、なにがなんだか分からなくて。

なにに向かっているのか、

子どもを理解できているのか、

なにもがうまく回らない。

そう、わたしたちには圧倒的に時間が足りてなかった。

 

なにかを集中してやればその事はうまくいくかもしれないけど、他がひどいのでは意味がない。

 

夫婦は足並みを揃えてこそ倍の能力を発揮出来る  とまでは分からなかったけどひとまずはわたしはサラリーマンを辞めて自分たちを模索。それからはワガママなデザイナー同士ものすごい数のケンカしてきたんです。

Kさんは2人でなにか出来ると主張してたんですが、わたしはそうは思えなかった。だってデザイナー2人ですよ?デザイナーとメーカーさんならベストだと思うけど、自己中なデザイナー2人でなにが出来るんだろうかと思いました。

 

そんな風に最初は微妙なすれ違いを見せながら直接消費者に売るということを続けていく内に、見つけたんです。

一般的にこうであるというマーケティングに乗ってない消費者がとてもたくさんいるんだということを。

マーケティングなんて無意味であること。

だから売ろうとして商品を作ることが間違いであること。

 

これどうですか?

どう思いますか?

いいでしょう?

すごいでしょう?

宣伝、アピール、SNSのイイネ、

多くのギミック、

ひとくちで2度美味しい的なもの、

すべてが必要ない。

 

それに気付けたから

世の中捨てたものじゃないなと

とても楽になれた。

 

池尻大橋で暑い中、

並んで頂いたお客様も、

当初からずっと見つめてくださったお客様も、

ほんとうに感謝。

 

変わらないこと

それがわたしたちに出来ることです。

 

 

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学ぶ時間は大切だった

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昨日は母校にお邪魔しました。

10年ぶりかもしれない。

 

なんでブログが空いてしまったかは

単に機種変更のため更新が面倒になったためで、わたし生きております。

 

母校文化服装学院はわたしたち夫婦2人の母校でもあります。  かと言ってその時代話したことはないんですけどね。

 

懐かしくって あまりに変わらなくて いまにも同級生が出てきそう。

まさかここに娘を連れてくる日が来るとは…

 

ここに来たのは人材相談の話でしたが、

残念なのは学生数の激減。先生から聞いた話では今はモノづくりより情報とかのコースのほうが人気みたい。

あんなあやふやなもののどこがいいのだろうか…

スタイリングとかコンサルティングとか合わせ技みたいな仕事をわたしは魅力に感じないのですが。時代なんですね…

 

笑えたのは学生が作る作品たちは変わらなかった。なにも役に立たなくてこだわりすぎで完全に自己満足な作品たちをわたしたちも真剣にいっぱい作りました。

 

そんな学生三年間を経て、

売り上げとか前年比とか営業の意見とか商品の安全性とか耐久性とか売り場とかいろんなものを背負って10数年間。

それから解き放たれて4年。

どの時代も大切だった。

 

すべて自分たちで行う今の道が平坦ではないけど好きな道であることには、いままでがあってこそ。

辛く苦しい全ての出来事にも感謝です。

 

 

 

 

アトリエブルーボトル

HP移行しました

https://atelierbluebottle.stores.jp

 

 

 

PAC-03受注停止

PAC-03を受注停止致しました。

毎日毎日バックパックの注文を頂いてついに待ち期間が4カ月半を越したので…。

計算すると8月まで休みなく働いても間に合わないようなギュウギュウぐあい。

Kさんのナツは8月の5日間だけを死守し、そこは山へ行く予定です。

なんとか人員増やしたりサコッシュ受注を停めてバックパック部隊に集中したりしてきたのですが、止むを得ずパンク。

 

いかんせん、受注数が増えても生産数はいきなり増やせないという実情。

これが外注なら  売れた→職先(職人)増やす→数が上がる  で売り逃すことはないんでしょうが。あくまでアトリエ内で全ての作業を行うことに決めております。

これがどういうことなのか  

バッグの日本生産と言われるものは

アパレルまたは卸やから受注したメーカーさんが、職先と言われるピンで働く職人さんたちへ  裁断やさんで裁断したパーツ及び部品を揃えて持って行き、職人さんはそれを組み立てる。出来上がったら受け取りに行ってアパレルや卸やへ納める。職人さんには一本1000円とかが支払われる。1職先 月100本とか生産して何件か請け負う。

これがほとんどです。

 

中にはメーカーが大きくて職人を何人か抱えていたりする場合もありますが、

このご時世都内ではほとんどあり得ない。

さらに自社工場と言われるような大きなものは関西やその他地方しか見かけません。

アパレルも卸やも苦しいなかで職人さんについてはメーカーから指示された過酷な状況で作り続けるしかない。上手い職人とそうでない職人の工賃が例え1本1000円違っても100本作ってその差は10万。あなたならやります?

物が売れてる時代は良かったけどそうでなくなった時多くの都内メーカーは廃業または職人放出。都内を支えた不法入国の優秀な職人さんは都政によって帰国させられ日本の職人は老年化。その後はポツポツと若い日本の職人が出てきてはいて、日本生産の価値も復活しつつあるのですが左うちわの職人さんというのはなかなか見ない。副業だったりもします。

牛耳ってるメーカーさんは儲かってるとこもあるんでしょうが。

 

生産にあたって何が大事かって言えば作り手が大事だとわたしは思うので、

組み立てた  ではなく  製作した

と言われる過程にこだわっていきたい。

それ辞めるくらいなら私たちお金要りません。企業デザイナーに戻ります。

 

この謎の話を理解してほしいとは言えないのですが、お待ち頂くしかなくて。

そしてお待ち頂いてることにいつも驚きと感謝を持ってます。

有り難うございます。

 

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今年のoffthegrid終了

offthegrid 前日 用意しながら、

先日のsokitさんでも沢山の人が来てたのでそんなに来ないのではないか…という気持ちがよぎらないわけじゃなかった。

 

わたしたちのブースは行列しない。

でもそれでいい、そういうことではない。

 

と思い直し。

 

いくら周りを気にしないでマイペースにやってるような私たちでも 「限定」「先行」が乱発するなか 大丈夫なのかと心配にならないはずがない。

とはいっても作らなきゃ売れないので玉を容易には増やせない。

マァ、焦っても仕方なし。

いつも通りやるべし。

 

結果としては多くのかたに来てもらって感謝、するとともに伝えきれてないような。もう少しゆっくりと販売出来たらなァ〜

だって開始10時から14時まで水も飲まずスタッフ4人販売を続けて…これが双方にとって良い状況とは思えない。商品の1/10も説明しきれてない。

 

池尻大橋レインボー倉庫ではそういった意味をフォロー出来る場所として予約制なども考えてます。

 

ずーっと前から応援してくれてるお客さんたちにもゆっくりと会いたいですし、新しいお客さんにもなるべく正しく理解してほしい。

パッときて買ってパッと捨てるような そんなふうにはなりたくない。

物って高い安い以外に自分の中での価値というものがあるはずで、それを私たちの商品で見出してもらいたい。それがなければただただ売られているものと一緒。親切丁寧安価な小売スポーツ店へ行ったほうがきっと良いだろうし。

売り手と買い手が価値を共有できれば それが理想なんです。

 

 

そして多くの問い合わせを頂いている

Hiker's T-shirtのオンライン販売ですが

現在設定中。

近くオープンする予定です。

わたしのミスによりHPではなく、

別のカートで販売致します。

オープンはInstagram/  atelierbluebottle_yomenofouでお知らせします。

 

宜しくお願い致します。

 

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雨で濡れたサンプルザックと什器たちを干す  (オフグリの写真、1枚も無く…)

おとこの趣味とやら

  切れる糸切り鋏を貸して   と言われて

自慢の木屋の糸切りを貸すと

おもむろに自分のささくれを切り出されるという被害がありました。

 

 

さいきん欲しいカメラがありまして、

わたしの場合はただただ理想のうつりであれば良いだけなんですが。

2人で検討しております。

 

しかし、カメラのお店を巡ってもこういったいわゆる 男の趣味のお店 というのはオヤジの集まりとなっています。

 

よく見ていると

質問してもだいたいがろくに答えてくれていない。それぐらい知らないとこれをもつ価値がないと言いたいのでしょう。おもしろいなとおもいます。これが接客とは。てかこの人店主でもないのにねぇ。

きっと憤慨するひともいるでしょうが、

奮起して勉強するひともいるんでしょう。

男の趣味にあぐらをかく男 それを許す男。そのなかで行なわれる売買はなんか不思議な空間でした。

趣味性が高いものを扱う店は概ね接客がヒドイと言っても過言じゃないでしょうか。

 

カメラとか山とかほんとにプロとアマが曖昧な世界は独学の世界。

また、教わってもどうにもならない。

だから知りたくなるんですかね。

ハードな趣味の世界…   

 

わたしは趣味となるとまったく続かないタイプでして。なんか生産できないとワクワク出来ない超合理主義です。カルテットでいう季節の移り変わりを感じられない無神経なヨメです。

 

 

前にラマパコスで購入したもの↙️

こういうパーツを見るのが大好き。

ゆういつの趣味なのかな。

 

ハンドルにすべきか、フックにすべきか。それを考えるのが最高に楽しい時間です。

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