atelierBluebottle_yomenofou’s diary

アトリエブルーボトルといういわゆるULなバッグの製作をしているユニット?夫婦?の嫁の方。

夫婦 、生活 子育て 仕事

ほんとうによく聞かれるんです。

「そんなにずっと居て嫌じゃないですか?」

(ぜったいやでしょ!僕は無理です)

よく言うんですよね  男性は。

なんとなく嫁のほうに失礼に聞こえるんですけどね  

 

これはわたしたちの答えですからきっとみなさんに当てはまらないでしょうが。

 

 

なんでこうなったか?

家事、生活、子育て、仕事。

わりとわたしは仕事が好きな人間でつい物事の優先に考えてしまうのですが、

Kさんは生活、子育て、家事をきちんとこなすタイプなので助かります。

Kさんのが多い?

 

 

むかし、ダブルサラリーマンで子育てしてたころ、なにがなんだか分からなくて。

なにに向かっているのか、

子どもを理解できているのか、

なにもがうまく回らない。

そう、わたしたちには圧倒的に時間が足りてなかった。

 

なにかを集中してやればその事はうまくいくかもしれないけど、他がひどいのでは意味がない。

 

夫婦は足並みを揃えてこそ倍の能力を発揮出来る  とまでは分からなかったけどひとまずはわたしはサラリーマンを辞めて自分たちを模索。それからはワガママなデザイナー同士ものすごい数のケンカしてきたんです。

Kさんは2人でなにか出来ると主張してたんですが、わたしはそうは思えなかった。だってデザイナー2人ですよ?デザイナーとメーカーさんならベストだと思うけど、自己中なデザイナー2人でなにが出来るんだろうかと思いました。

 

そんな風に最初は微妙なすれ違いを見せながら直接消費者に売るということを続けていく内に、見つけたんです。

一般的にこうであるというマーケティングに乗ってない消費者がとてもたくさんいるんだということを。

マーケティングなんて無意味であること。

だから売ろうとして商品を作ることが間違いであること。

 

これどうですか?

どう思いますか?

いいでしょう?

すごいでしょう?

宣伝、アピール、SNSのイイネ、

多くのギミック、

ひとくちで2度美味しい的なもの、

すべてが必要ない。

 

それに気付けたから

世の中捨てたものじゃないなと

とても楽になれた。

 

池尻大橋で暑い中、

並んで頂いたお客様も、

当初からずっと見つめてくださったお客様も、

ほんとうに感謝。

 

変わらないこと

それがわたしたちに出来ることです。

 

 

f:id:atelierBluebottle_yomenofou:20170715005050j:image