atelierBluebottle_yomenofou’s diary

アトリエブルーボトルといういわゆるULなバッグの製作をしているユニット?夫婦?の嫁の方。

いまを続けるために

必要に迫られて、

今後を考えてみたり、

改善点とか計画とか効果とか。

苦手なことをしています。

こういうの考えられないからデザイナーになったのになぁ 

とか思いながら。

でも自分たちのことだとわりと楽しいねぇ。

 

それまで13年の企業内デザイナー時代では売れたり売れなかったり、何万何十万個という商品のなかでいろいろなタイプの不良品を出して、取引先に走ったり謝ったり。バイヤー、ライセンサー、社長、営業、メーカーがいて、中国、イタリア、イギリス、フランス、アメリカを回ってなにかを得たり失ったり熱中したり投げたり。  でも海外になにか影響をうけたことはたいして無かったですね。日本のデザイナーは出来るんだって逆に誇りを持てました。

 

そんな生活をやめてアトリエブルーボトルで商品を皆さんが理解してくれたときはとても嬉しかったものです。

あー、やっと  買いたいひとの手に  自分の商品を  自分の手で渡すことが出来た。

ずっとこうしたかったんだなって感じました。

 

いまは

浮かんで作って壊して作って

商品になって

また壊して作って  という時間が持てる幸せ。

 

パチパチとマーケティングマーチャンダイジング?そんなものは要らないんです。さんざんやってきたけど無意味だと思ってるんです。そもそも中身なんて無くてウンちくやシャベリで後付けや誤魔化すような商品。ただのパズルみたいに商品を作りたくはない。

 

商品から意義をもって

賛同してもらえると  とても嬉しい。

控えめでいて傲慢。

それで生身のバッグに触って作りたいんだからほんとうにバカですよ。

 

これを続けるために、

なにが出来るのか なにをして行くべきか  いま考えてます。

 

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