これからの出店イベント
すでに決定イベントがちらほら、
告知場みたいになってきましたがしょうがない。
3月 3.4日練馬sokitさんにてオーダー会
アクシーズクインさん展示会同時開催https://457sokit.blogspot.jp/2017/02/34-5-atelierbluebottle-axesquin.html?m=1
4月 8.9日調布off the grid
6月 FFF vol.03 場所未定中部地方
どうですか、1月の熊本からはじまって今年のヤル気。
まずは背負ってほしい
そういう意味ではoff the gridは各店を試し歩ける機会ですからね、貴重です。混みますがそれだけの価値があると思います。
新しくなったsokitさんでは
アクシーズクインさんもいらっしゃるということでこういう機会も滅多にないでしょう。これも楽しみ。
年末から年始にかけては
いろいろいきなりと事が動いて それに乗っかってる感覚でした。
これもそのひとつ
いきなり決めてしまった小さな小さな(少し広いトイレくらい)作業場兼ショールームが4月半ば都内でスタート、するはず。
Kさん在室の日程とかはまだ未定ですが、ここでは面白いことが出来そうなのでものすごいワクワクしてます。
なんか遊びに行ったらそこの不動産やさんが居て、半分ひやかしで色々ご紹介頂いてたら丁度空くという場所があって、え! か、借ります みたいな。
そのときアタマはフル回転 資金、時間、人、場所、どうやってもココだという考えでいきなりですが決めました。
他にもポチポチ 新色などアップしていきたいと思いますから同名のインスタもご覧くださいね
formfollowsfield.-02 KUMAMOTO
福岡で行ったほうが少しお客さんは多く来るかもしれない ということは皆んな分かります。
「熊本でやりましょう」
「おー ぜひやりましょう」
で、みんなで来ましたよ熊本。
よく考えたらスゴイ。
物だけでいいすか?とかそういう風にはならなくて、毎日御飯食べて飲んで、こういうときなんか無駄に熱いやつとか居たりしてピリピリしたりするもんだけど、誰1人ダラダラだからダラダラ。
裁断は大変だ とか 縫製失敗談 とか みんな作り手だから「分かるー」てなる。
最後は「みんな性格がいいね!」ってことで終えた。
これで生きてくひとたち それぞれの指針は違えど、またやりたいな。
6月はどちらか?
お近くならぜひ足を運んでください。
親切で素敵な熊本のギャラリー でんでん舎 に感謝します。
カルテット
わたしが書類などの作文をセッセとしている真夜中、
Kさんはゾンビを見ている。
ゾンビより怖いのは結局人間だというヒューマンドラマ だそう。
知らんがな
先日のわたしの誕生日にはまったくなにもなかったので、後日ニコンFM2を買ってもらった。
そしてなぜか自分にベッサを購入。
(実際は某雑誌の表紙に載ることが決まり、今日は記念日だとご褒美的に購入した)
なんか違う気がするがマァ良いでしょう。
fm2熊本で撮ろうと。
この前のドラマ カルテットで
松たかこ台詞「私たち、『アリとキリギリス』のキリギリスじゃないですか。音楽で食べていきたいって言うけど、もう答え出てると思うんですよね。私たち 好きなことで生きていける人にはなれなかったんです。」
コレ印象的でした。
わたしたちはアーティストではないのでちょっと違うけど
ドラマはいつも見ませんが、
何年かぶりに 見ようかな。
バトミントン を バド と呼び、(ビールかと思った)
椎名林檎を りんごちゃん と呼ぶ、
青森出身 裁断手伝いのあさみちゃんはアリ だな。
そしてわたしはキリギリス。
特別でない今年の幕開け
あけましておめでとうございます。
なんか昨年を読み返すとすんごい力入ってました。とくに11月からいろんなことが押し寄せて私たちは完全にのまれてましたってことで許して下さい。
もっとテキトーなこと書きたいと思うので本年もどうぞよろしく。読む方も疲れますよねー
先日
サコッシュをお修理しながら、
聞こえてきた電話の声
Kさん
いやいや家自体はあったかいです。…えっとーでもトヨトミありますよ、ムフフ ブヒャヒャ えーそうなんです 鹿ベンチ張り替えたやつとー、ヘリノックスのシート替えたやつ。
どうやら編集者の方だなー いつもながらブヒャヒャの笑い声がどう電話で聞こえているのか。
そのあと、アトリエブルーボトルの状況とか素直に偽りなく話して電話を切っていた。
良いことも悪いことも嫌味なく話せることがKさんの最大の強み。
ということで、
ブランド取材のほかに家自体を取材されることもあり、
小さいけど工房と住まいが同じだし もはや工房に住んでるみたいなイメージ?山小屋みたいとも呼ばれるのは上が高いから。でも泥臭くない山小屋に出来たのは設計士さんの小さな努力の積み重ねのたまものだね。はっきり言って建て始めるまでに2年の月日費やして老けたけど。まぁ2人が満足できる家が出来て良かったなと、ブツブツ 家にはいろんな想いが…
誌面どうぞ確認下さいね
この日やっていた修理では
パーツをほどいて再び縫う作業がありました。
バッグの修理では針穴を出来るだけ拾って縫うことはちまたのお修理やさんでもよくあることです。
洋服では針穴が隠れないのであまりないですが、バッグは不死身です。大切に使えば使える。
故障しても使いたいと思われるのは嬉しいことですね〜
みなさんもお気に入りを諦めずに街の修理してみたら意外と出来たりしますよ!
持ち主喜んでくれたかなぁ
今年が終わる
終わりますね、まだ作業は終わらないけれど。
いままでで1番スピード感を帯びた年になりました。
いろんな人に会えていろんな出来事があって毎日に齧り付くだけで必死でした。
自分をフル活動させても足りない時、いつも誰かが手助けしてくれたり、そんな幸運な年でもありました。
みなさまのお陰です。
先日取材でライターの方が言ってたんです。うちに来て 幸せって、なにか を考えてしまうってね。
うちブータンみたいじゃないですか。行ったことないですけど。
こうも言ってました。どこに向かうかよりも現状を維持すること コレが意外と難しい。
そのとおりだと思います。
私たちは変わらず
身体に合ったギア
愛着が持てるギア
を使うことによってその人のその日々が楽しく出来たら素晴らしい。
そういう気持ちです。
よいお年をお迎えください。
いまを続けるために
必要に迫られて、
今後を考えてみたり、
改善点とか計画とか効果とか。
苦手なことをしています。
こういうの考えられないからデザイナーになったのになぁ
とか思いながら。
でも自分たちのことだとわりと楽しいねぇ。
それまで13年の企業内デザイナー時代では売れたり売れなかったり、何万何十万個という商品のなかでいろいろなタイプの不良品を出して、取引先に走ったり謝ったり。バイヤー、ライセンサー、社長、営業、メーカーがいて、中国、イタリア、イギリス、フランス、アメリカを回ってなにかを得たり失ったり熱中したり投げたり。 でも海外になにか影響をうけたことはたいして無かったですね。日本のデザイナーは出来るんだって逆に誇りを持てました。
そんな生活をやめてアトリエブルーボトルで商品を皆さんが理解してくれたときはとても嬉しかったものです。
あー、やっと 買いたいひとの手に 自分の商品を 自分の手で渡すことが出来た。
ずっとこうしたかったんだなって感じました。
いまは
浮かんで作って壊して作って
商品になって
また壊して作って という時間が持てる幸せ。
パチパチとマーケティング?マーチャンダイジング?そんなものは要らないんです。さんざんやってきたけど無意味だと思ってるんです。そもそも中身なんて無くてウンちくやシャベリで後付けや誤魔化すような商品。ただのパズルみたいに商品を作りたくはない。
商品から意義をもって
賛同してもらえると とても嬉しい。
控えめでいて傲慢。
それで生身のバッグに触って作りたいんだからほんとうにバカですよ。
これを続けるために、
なにが出来るのか なにをして行くべきか いま考えてます。
嫌いなことば メイドインジャパン
嫌いなことば
ハンドメイド
アトリエブルーボトルがやってることはハンドメイドでメイドインジャパンです。そのことに偽りは無いです。
し か し、
最近 この言葉の意味は広すぎて曖昧に使われているようです。
まずバッグは機械で作れません。 よってすべてがハンドメイドです。ハンドメイドのバッグ これが当たり前です。
また、わたしたちにとって メイドインジャパン は誇示するものではありません。中国で韓国で生産していても日本よりずっと上手く綺麗に出来るということも多々あります。
だから、
ハンドメイドでメイドインジャパンであること は 別に良いことでもなくまぁ表記上のことと考えています。
ただ なんとなく良いイメージはあるのでしょうか? 自分で作ってないものをさも作ったように販売したり、まとめを日本でやったからメイドインジャパンなどと言う 意識の低い 販売者がいるような気がします。 はっきり言って大きな企業ではこのようなことはあり得ない かなり低いレベルの販売の仕方です。
小さな企業がポツポツと力をつけて大きくなっていく過程で消費者を勘違いをさせるようなことは絶対にあってはならないし、わたしたちはそうありたくない。
それが違法か違法でないかという話以前にモラルの問題です。
他社においてはあまり関心を持ちませんがこういう方がいるとほかもそうではないか?また業界では当たり前なのか?というULやガレージブランドの土壌そのものへの信頼を落とす結果に繋がる。これは残念でなりません。
魅力的なものはどこで作ろうがだれが作ろうが選ばれるものである というようにわたしは思います。なんも語らずとも手に取った瞬間、深い意識の中で求めていたものは間違いなく購買される そう思っているのです。
PAC01 ポケットのみキューベンハイブリッドにて試作。